ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

ベース初心者へひとこと

先日、ベースを始めて数ヶ月、という人と話す機会がありました。なにか教えてあげようと思ったときに、どんなアドバイスをしてあげればよいのかを一瞬で考えて話したことが2つありました。

「その1:小節の最初の音ははずさずにちゃんと弾く。」

意外と最初の音って適当になりがちです。バンドで音を出すときにも、カウント後の最初に出す音をきちんと出すように意識するだけで全体の演奏は引き締まるし、インパクトも強く与えられます。小学校の音楽の時間に合奏をするとき、先生が「最初の音をきちんと出しなさい」と言って、やり直しをさせられたことを思い出します。特にアンサンブル全体を支えるベーシストは、小節ごとに注意してもらいたいポイントですね。

「その2:メトロノームに合わせてリズムの練習をする。」

メトロノームは裏打ちで感じること。これも意外とできません。でも一旦できるようになると、なぜ今までできなかったのかが不思議に感じると思います。リズムを1段階克服した瞬間ですね。できるようになると今までただのメトロノームだったのに、ちょっとしたリズムマシンのように感じて、メトロノーム相手にノリノリで弾けてしまいます。リズムは言葉と同じです。共通になっていなければ話をすることもできません。しかもリズムは永遠の課題です。私もまだまだ修行中です(最近は練習をサボっているけど)。

この2つはベーシストだけに言えることではありません。バンドのメンバー全員がこれらを意識し、練習していれば、きっとすごいアンサンブルが生まれると思いますよ。