ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

じいちゃんと高校生

じいちゃんと高校生

先日、車を運転していてふとバックミラーを見ると、後ろの軽トラに運転しているじいちゃんとその孫であろう男子高校生が乗っていた。じいちゃんはニコニコとした様子で、たぶん孫に学校へ送ってくれと頼まれ、運転しているところだと思われた。一方の高校生はいまどきの感じの生徒で、髪は黒いものの長めで顔を隠し気味のスタイル。制服はちゃんと着ているし、黒髪だし、そんなに悪そうな感じではなかった。でも、メールでも打っているのかひたすら携帯電話をいじっていた。

せっかく祖父と孫がせまい軽トラの運転席と助手席に座っているのに、一言も話を交わしていない様子。せっかくじいちゃんが学校まで送ってくれているのに、なんの話もしない。なんだかちょっと悲しくなってしまった。携帯電話が存在していない頃なら、こういう場合、少しくらいは会話があったのではないだろうか。「学校はどうだ?」「別に~。」そういう会話さえも現在は持つことが見られなくなってしまったのだろうか。

オレが孫を持ったらこういうのは悲しいなあ。目の前の人よりも、メールの相手の方が本当に大事なのかなあ。じいちゃんとツーショットで話せる機会なんてそんなにないんだろうから、なんか話をしてほしかったなあ。