ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

2022年1月(その2)

1.最近読んだ本
「ツナグ」一つ一つのエピソードの展開が意外な感じがして、楽しめました。でも、年齢のせいか、こういうファンタジー物には入り込めず冷めた感じになってしまうな。
「ケーキの切れない非行少年たち」少し前に話題になっていたし、ちょうど図書館で見つけたので読んでみました。私は裁判傍聴も趣味なのですが、裁判を見るたび再犯者や累犯者のことを考えていたのでとても興味を持って読むことができました。
「獄窓記」前の本で取り上げられていたし、以前から読んでみたかった本です。図書館の閉架を出してもらいました。以前「累犯障害者」も読んだことがありましたが、ここのところをきちんとしないといけないんじゃないかと思います。続編も読んでみたいです。
「BANKSY」昨年出版された画集です。作品数が多くて読みごたえがありました。もうすでに消されてしまった作品もあり、とても興味深かったです。今年の6月にいよいよ郡山でも展示が始まります(本物ではなく世界観を復元したもののようですが)。楽しみです。
2.最近見た映画
録りだめしていた映画を何本か見ました。
おくりびと」いい映画でした。私は「職業に貴賎なし」と思っているので、とても感動しました。
「海街ダイアリー」姉妹や兄弟っていいもんだなと思わせられました。でも、世の中、そういう兄弟姉妹ばかりではない、という現実もあるよね。
トゥルーマン・ショー」昔見たことがありましたが、あらためて見ていろいろと考えさせられました。マスメディアを鵜吞みにしないという気持ちを常に持ちたいと思います。
イミテーション・ゲーム」これもおもしろかったです。特に衝撃的だったのは、イギリスでホモセクシャルがわいせつ罪とされていた時期があったことです。
3.やなせたかしの世界(郡山市立美術館)
前売りを買って見に行きました。アンパンマン目当ての家族連れが多かったですが、やなせさんはそれだけでないイラストレーターなので、そちらの展示を期待していました。戦争でつらい目にあい、反戦の気持ちを常に持ちながら作品を描いていた点に感動しました。
4.円谷英二展(須賀川市文化センター)
ウルトラマン以前の作品や生き様が中心になっていましたが、それはそれでとても興味深かったです。自分の取りたい画(暗めな)をかたくなに崩さなかったために、役者を明るく撮ってもらいたい会社側とで折り合いがつかず、仕事を干されたという話には感心させられました。そういうホンモノが最後には認められるんだよね。芸術家!という感じがしてますます興味を持ちました。須賀川にある特撮アーカイブセンターにも行ってみたいし、今年5月に公開される「シン・ウルトラマン」も楽しみだな。