ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

震災から2年

東日本大震災から2年が経ちました。いろんな人たちがそれについて触れていますが、私も少しだけ。
先日、南相馬市に行ってきました。地元の友人に都合をつけてもらい案内してもらいました。小高区は震災後1年間入ることができなかったため、1年遅れでの作業ということもあり、復旧が遅れています。まだまだ津波でひっくり返った車が何台もあり、爪あとを感じることができました。
小高区内は現在も日中しか入ることができないため、小高駅前の商店街はがらんとしていて不思議な気持ちになります。駅前の駐輪場には2年前から停めっぱなしの自転車がいっぱいでした。コンビニやホームセンターの看板は出ていますが、営業しているところはありません。海岸近くのすっかり何もなくなったところを見て、「ここには結構家があったんだよ」と聞きました。そんな想像ができないほど何もなくなっていました。
行政に携わる友人は震災から今までの苦労を少し聞かせてくれました。それはごく一部でもっとたくさんの苦労をしているんだろうと想像できました。あちこちで今回の震災での自然の恐ろしさを感じることができ、案内してくれた友人にはとても感謝をしています。
3月11日にはミヤネ屋で中継されていましたね。1週間前に行ったところばかりだったので不思議な気持ちでテレビを見ていました。
2年も経っていながら、復旧も復興も進んでいない状況。同じ福島県民として、この状況を理解したうえでいろんなことを考えていくことが必要なんじゃないかと思いました。