ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

2つの展覧会

1.「世界遺産 ナスカ展」(国立科学博物館
東京に行ったついでにせっかくなのでなにか展覧会でも、ということで2つの展覧会を見てきました。なかなか話題になっているらしいということで、上野でナスカ展を見ました。ナスカと言えば地上絵ですが、その他の展示は土器がほとんどでした。ナスカ時代という期間だけでも絵やデザインに変化(流行?)が見られ、その絵もユニークなものが多く、あまり興味のないジャンルながらもけっこう私にヒットしました。
もう一つ興味深かったものはミイラです。子供のミイラとのことでしたが、自然環境のお陰でかなり保存状態がよいということで、ジックリと見てしまいました。
地上絵に関しては、上空から小型飛行機に乗って見ているかのような感覚を味わえるCGの映像が目玉でした。おもしろいにはおもしろかったけど、CGでなく実際の映像を見たかったですね。それよりも個人的に興味深かったのは、実際の地上絵を模した実物大の展示です(ごく一部ですが)。まるで自分が地上絵の線上にいるように感じ、こうなっているんだなあ、と知ることができました。地上絵の線は線が描いてあるのではなく、石を除いた所が線のように見えるんですよ。知っていた?
出口から出てきたらちょっと列ができていて「只今○分待ちです」なんて行っていたので、朝一番で見にきてよかったと思いました。

2.「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」(森美術館
なにか絵を観たいと思っていたのですが、ピンとくるものがなく、森美術館まで足を運びました。なかなかよい内容だったと思います。子供向けの解説がすごく良くて、現代アートについて再度勉強する機会となりました。毎日先着75名に特製のルービックキューブをプレゼント、と書いてあったので、さっさともらって来てしまいました。本当は子供向けで大人はご遠慮下さいってことだったのかなあ。ちゃっかりしていてすいません。