ロックな生活Diary

自称ミュージシャン、「生涯現役」が信条です。

本田美奈子

かねてから闘病中だった本田美奈子さんがお亡くなりになったそうです。心からご冥福をお祈りします。まだ若いですから本当に残念です。

デビュー当時、私は大学生でアイドル研究もしていて、友人とほそぼそとミニコミ誌を作ったりしていました。彼女のデビュー曲は「殺意のバカンス」というアイドルのデビュー曲らしからぬ曲でしたが、良い曲だし歌唱力は抜群ですっかりファンになってしまいました。当然、レコード持っていますよ。その後、私の住んでいたところからさほど離れていない場所で、握手会とミニライブが行われるということで見に行きました。「Temptation」のリリースのときだったと思うなあ。握手はしませんでしたが、後日このレコードも買いました。1stアルバム「M' syndrome」は繰り返し聴いたなあ。

その後「マリリン」でちょっと勘違いしたアーティスト路線に走って行きます。それで私はちょと冷めてしまって一歩下がって見るようになりましたね。今なら中島美嘉のような例もあるし、ちゃんとした売り方があったと思うんだけど、あの時代ではああいうマドンナ風な路線で仕方なかったのかもしれませんね。でも「One Way Generation」などは楽曲も良いし、いい感じで力が抜けていて良かったと思いました。

その後はミュージカルの方へ行きましたね。ようやくシックリ来る居場所を見つけた感じでその後の活躍ぶりは広く知られたものでしょう。まさか亡くなってしまうなんて思っていなかったから、一度はミュージカルのステージを見ておけばよかったです。

最近はあまりやっていませんが、私はギターの弾き語りをすることがあります。レパートリーのひとつに彼女の1stアルバムに入っていた「Charlie」という曲を歌っています。機会があればこれからも大事に歌わせてもらいたいと思います。今まで以上に心をこめないといけませんね。